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ブログ 葉月其の弍 令和六年〜フランス各地の歴史や文化、建築に触れる旅〜番外編 2024.08.12

葉月其の弍 令和六年〜フランス各地の歴史や文化、建築に触れる旅〜番外編 先月の渡仏紀行にあたり、東京から第一目的地ニースへの直行便がないためオランダ・アムステルダム経由で行くはずが、実は航空機の到着が遅れ丸一日アムテルダムでの滞在となった。「travel」の語源が「trouble」らしく、旅はトラブルがつきものと割り切り予定外の一日を楽しむことにした。
今回は番外編として、パリと共通するアムステルダムとパリ編で紹介出来なかったベルサイユ宮殿等「ヒストリカル・パリ」と合わせてお楽しみ下さい。

   
アムステルダムは、人口93万人でパリの4割強だが、同様に首都であり国を代表する観光地であり芸術と文化の中心地である。昨年のトラベルボイス「世界で魅力的な観光都市ランキング」では、パリが首位で東京に次いで第5位と人気が高い。
写真左からアムステルダム国立美術館、同市立美術館、ゴッホ美術館でミュージアム広場を囲むように集積。巻頭写真のアムステルダム中央駅からは南西に3km程に位置しているものの、市民の足である自転車やトラムで幾つもの運河を超えてアクセス出来る。

   
中央駅から東へ1km15分歩くとオーステルドクスアイランド地区のNEMO科学博物館に到着。レンゾピアノ設計による1997年開業。青銅葺き外壁は船をモチーフにした印象的なデザイン。

   
中央駅北側から北西へ無料フェリーで19分3km乗船すると近代的な集合住宅が並ぶ。STRAARTは改築先進国オランダらしく、港湾倉庫を改装した美術館でポップアートを常設。

   
一方、パリオリンピックでも陸上マラソンでスタートのパリ市庁舎から西へ23km折り返し地点となっていたベルサイユ宮殿。ルーブル美術館はスタート直後にお目見え。スタッド・ド・フランス競技場の金メダリストのみ鳴らす事が許される「勝利の鐘」は、改修中のノートルダム寺院に設置するらしい。

   
さて、アトランテ10周年渡仏紀行の締めは、モダニズム建築の巨匠ル・コルビジェが1925年築設計のラ・ロッシュ+ジャンヌレ邸とした。パリ16区の高級住宅地にあり「近代建築の5原則」で構成された住宅は、空間に身を置いてこそ感じる事が出来る心地良さであった。

最後までご覧いただいた方には、私が撮影した写真を通してフランス各地の歴史や文化の多様性、また近代建築から現在を見る事で芸術の都パリの奥深さを少しでも感じていただければ幸いです。3回に渡りお付き合い頂きありがとうございました。


★ご興味いただけた方は、弊社ホームページも併せてご覧下さい。
▼アトランテ株式会社

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