私がプロデュースした過去の不動産事業についてテーマごとに
お話しさせていただいた「インタビュー」、現在の不動産市場に
ついての所感やプライベートな活動を書き綴った「ブログ」、
最新の活動状況についてのお知らせ「インフォメーション」と
いったコンテンツを用意しています。ぜひご覧下さい。
ブログ 皐月&水無月 平成三十年〜東京都中央区日本橋『山王祭』日枝神社神輿渡御_江戸東京に誇れる文化 2018.06.10
京都の祇園祭、大阪の天神祭と並んで日本三大祭りに数えられる東京の山王祭。
遷都百五十年、三代将軍徳川家光公以来、歴代の将軍が上覧拝礼する平成最後の 「天下祭」。都心の氏子地域を丸一日かけて巡幸する山王祭は、皇居内に入ることを許された唯一の祭りである。本祭は隔年執行のため、次回は東京オリンピックの開催年と重なる。次代へ受けつぐべきものを肌で感じるべく、午前8時に日枝神社男坂下に集合。
みな町会や団体により想い想いの半纏を身に纏い、帯や鉢巻、小物入れに粋な個性を塗した出で立ちで参上。日枝神社の表参道である石段五十三段の「男坂」を神輿を担いで上がる。この時点では小雨程度なため、石段を滑る事なく無事宮入り完了。
正午には京橋三丁目に山車や神輿17基が中央通りに勢揃い。雨が激しさを増す中、高提灯を先頭に各町会が一斉にまずは日本橋を目指して出発。
まさに、”一万人もの担ぎ手たちが、江戸東京のど真ん中を埋め尽くす。” といった表現がピッタリ。近年は企業の参加も多くなり、再開発が公表ベースで7地区で進行中なためデベロッパーやゼネコンの半纏が目に付く。企業の地元への本気度は、多様な取り組みと多世代の参画が継続出来るかが課題と感じた。
日本橋上で天に向かって神輿を差し上げ、クライマックスを迎える。ここを折り返し更なる盛り上がりは高島屋店内へ宮入し一本締めで執行。合計約1.5Kmを2時間半かけて巡行し、結局雨は降り続け平成最後の下町連合による神輿渡御は終わる。
最後はオンワード樫山様の敷地に移動して、設営された御神酒所前で一本締めで解散。
こんなにも熱く地域に愛着のある人びとは、ここで住み、働き、集うことで「祭り」を通して、伝統と歴史を継承することに使命感を感じた。
江戸橋連合会のみなさまをはじめ、担ぎ手、裏方の方全ての関係者に感謝いたします。
★さらにご興味をいただけた方は会社HPも是非ご覧ください★
アトランテ株式会社→http://www.atlante.co.jp
新着記事
-
ブログ 神無月 令和六年~長崎県長崎市 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館にて過去から未来を想う 2024.10.31
ここは、広島に続き長崎に投下された原子爆弾による死没者に対して国が追悼の意を表し、恒久の平和を祈念する ため、長崎平和公園内に2003年に建設された。追悼空間は地下でありながら、天空より「光」を取り込んだ明るい空間となり、過去の追悼と共に未来の平和を祈る場となっている。
続きを読む -
ブログ 長月 令和六年〜東京都港区 キリスト教会建築から学ぶもの 2024.09.23
1859年開港により宣教師が来日し宣教活動が再び始まり、165年間に祈りの場が作られ現代に受け継がれている。今では全国で7.1千教会堂が建てられ人口10万人当り5.6箇所(全国鉄道駅の3/4)の場があるが、教会の基礎知識やマナーを知る事で地域のより多くの集いの場となる事を願う。
続きを読む -
ブログ 葉月其の弍 令和六年〜フランス各地の歴史や文化、建築に触れる旅〜番外編 2024.08.12
先月の渡仏紀行にあたり、東京から第一目的地ニースへの直行便がないためオランダ・アムステルダム経由で行くはずが、実は航空機の到着が遅れ丸一日アムテルダムでの滞在となった。「travel」の語源が「trouble」らしく、旅はトラブルがつきものと割り切り予定外の一日を楽しむことにした。
続きを読む